着物・姫路えり新ブログ
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こちらで、弊店の日々のあれこれ、 お知らせ等々、いろいろと書き綴って参ります。
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旬のお勧めコーディネート「キュートなお稲荷さんを背守りに 芝崎圭一 座繰紬(無地)に 森健持 染名古屋帯(ばでぃ・辻ケ花)」

森健持さんの狐の染帯「ばでぃ」に芝崎圭一さんの座繰紬

向かい合い鎮座する狐さんたち。

その愛らしさに心和みますが、こちら、祈りを込めたキュートな伏見のお狐さんなのです。

 

 

森健持 染名古屋帯(ばでぃ・辻ケ花/塩瀬)

 

 

新柄発表を楽しみにしている森健持さんの「辻が花かわいいシリーズ」

(by弊店が勝手に命名のシリーズです)

 

今秋の新作は、伊藤若冲の紙本著色『伏見人形図』の狐さんをテーマに、帯へと創作された作品でございます。

 

 

森健持 染名古屋帯(ばでぃ・辻ケ花/塩瀬)

 

 

上質な塩瀬の帯地はグレイがかった灰色”秘色色(ひそくいろ)”。

狐さんたちの背景の淡い香色の場は宝珠(玉)。

ドロップのような宝珠のフォルムもゆるりとしていて可愛いですよね。

 

伏見稲荷大社には玉(宝珠)鍵信仰が伝わっていて、

口に咥えるのは伏見稲荷大社の霊徳を身につけるための「鍵」なのです。

 

伏見人形とは、京都の伏見稲荷大社のお土産として人気を博した郷土玩具。

江戸時代に最盛期を迎え、若冲も伏見人形を題材として描いていました。

 

 

絞り染めのゆらぎは豊かで温かい気配を生み出し、

強弱をつけ描いたカチンの狐の洒脱なラインもとても素敵ですよね。

 

子供っぽくなく、

大人が締めるに相応しい凛とした

優しい世界観が生まれるのは森さんの技量の成せる技。

 

愛らしく霊験あらたかな伏見のお狐さんは

貴女を見守ってくれるのです。

 

 

宝珠の淡い香色に合わせ、

芝崎圭一さんの鳥の子色の無地着物を合わせてみました。

 

 

旬のお勧めコーディネート「キュートなお稲荷さんを背守りに 芝崎圭一 座繰紬(無地)に 森健持 染名古屋帯(ばでぃ・辻ケ花)」

 

 

丁寧に織られたしゃっきりした座繰りの肌心地は格別ですから

一度袖を通すと、二枚三枚とお求めになるファンが多い芝崎さん。

単衣にも袷にもお勧めです。

 

 

 

 

 

この度のコーディネートは

弊店オフィシャルサイトに掲載いたしました。

是非覗いてみてくださいませ。

 

☆オフィシャルサイト

『旬のお勧めコーディネート』

 

■キュートなお稲荷さんを背守りに

https://www.erishin.co.jp/osusume_/33663.html

 

 

☆それぞれ、オンラインショップにも掲載しました。

https://www.erishin.com/

 

 

 

 

今週はお盆休み。休日を満喫される方も多いと存じます。

皆様、よいお休みをお過ごしくださいませ。

 

弊店は12日から20日までお休みを頂戴いたします。

ご不便をおかけいたしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。

 

 

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◎夏季休業日のお知らせ◎

 

8月12日(火)から8月20日(水)まで

 

 

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旬のお勧めコーディネート「渦巻さん参上 久留米絣に諸紙布八寸帯」

久留米絣に諸紙布八寸帯

ぐるぐるうずうず

 

大小の渦巻が反物一面に拡がる

渦巻もようの木綿に

諸紙布の帯を合わせてみました

 

旬のお勧めコーディネート「渦巻さん参上 久留米絣に諸紙布八寸帯」

 

 

 

木綿は久留米絣です

 

 

久留米絣(渦巻)

 

 

渦巻は

水紋のようでもあり

夜店で売ってる あのぐるぐるキャンディのようでもあり

今の季節だと蚊取り線香にも見えたりしませんか

(2つ合わさった蚊取り線香を外した時の図)

 

 

そんなほっこり和む渦巻の木綿には

自然素材の帯が似合います。

 

 

諸紙布八寸織名古屋帯(松煙染)

 

 

未晒しの手漉き和紙を荒く割き撚り太い糸とし

ざっくり織り上げた「諸紙布」の八寸帯は

ナチュラルベージュではない

松煙由来の雲鼠色も魅力的

カジュアルに落ち着きが加わりますよね

 

 

藍木綿も紙布も

かつては工房や作家ではない市井の人々が

家族の為、現金収入の為に作り守り続けたから

今があります

 

残してくださって有難うと

手仕事の尊さに感謝しつつ

 

沢山着て遊んで楽しみたいですね

 

 

渦巻の木綿は生地が厚めですので

夏を外したスリーシーズンにお勧めです。

着装イメージが分かりやすいようにと

トルソーに着付けた画像もご用意いたしました(pic.6)

 

 

 

 

 

この度のコーディネートは

弊店オフィシャルサイトに掲載いたしました。

是非覗いてみてくださいませ。

 

☆オフィシャルサイト

『旬のお勧めコーディネート』

 

■渦巻さん参上 久留米絣に諸紙布八寸帯

https://www.erishin.co.jp/osusume_/33631.html

 

 

☆それぞれ、オンラインショップにも掲載しました。

https://www.erishin.com/

 

真綿入り草履(帆布三巻台&本革plus×西陣織花緒)とフォーマルバッグ(西陣織華紋/クラッチ)

フォーマルシーンに向け誂えた一足とクラッチバッグ

秋のフォーマルシーンに向け誂えた一足です。

 

 

真綿入り草履(帆布三巻台&本革plus×西陣織花緒)とフォーマルバッグ(西陣織華紋/クラッチ)

真綿入り草履(帆布三巻台&本革plus×西陣織花緒)とフォーマルバッグ(西陣織華紋/クラッチ)

 

 

 

草履台は長時間お履きいただいても疲れないクッション性抜群の「真綿(絹)入り草履台」

真綿をぎゅっと台の中に入れ実現したソフトな足当たりですから一日中履き続けても疲れません。

 

 

真綿入り草履台の巻は帆布をメインに、

本革を一巻加えた三巻の草履台です。

 

三層巻の草履台は、甲も高く、三巻の姿も高級感があり、

フォーマルシーンに相応しいお足元を演出しますね

そして

巻の帆布は、フロストガラスのようなしとやかな輝きが魅力で

シンプルさを身上とする引き算的な着物合わせにもよく合うのです

 

 

アイボリーホワイトの帆布を草履の天及び三巻の上巻きに

中巻きは金色に映るシャンパンロゼ色の帆布を、

そして今回、下巻には本革の金色にて誂えてみました。

 

帆布のパーリッシュな輝きに加えた本革の艶感の違いなど

異素材ミックスをさりげなくお楽しみ下さい。

 

 

花緒は、弊店好みの白金の西陣織花緒です。

迷ったらこれを選んでしまうという、もはや定番的な花緒となりました。

 

 

訪問着や留袖はもとより、

フォーマルシーンに着用の紬のお足元にも寄り添う草履です。

 

 

そして

思いっきりお洒落して出かけたい時にはクラッチが素敵ですよね♪

 

 

フォーマルバッグ(西陣織華紋/クラッチ)

フォーマルバッグ(西陣織華紋/クラッチ)

 

 

 

クラッチは花緒と同じmade in西陣の織生地、文様は大華紋

繊細なレリーフが施された金細工の口金もとても美しく

クラッチを持つ手元のエレガンスに心弾みます。

 

 

 

本品はオンラインショップに掲載いたしました。

 

■真綿入り草履(帆布三巻台&本革plus×西陣織花緒)Mサイズ

https://www.erishin.com/view/item/000000005570

 

■フォーマルバッグ(西陣織華紋/クラッチ)

https://www.erishin.com/view/item/000000004970

 

 

 

 

暑い暑い毎日が続きますね。

とはいえ、

朝、蝉の大合唱で一日が始まり

夜帰宅すると、目の前を慌てた蝉がさあーっと横切るような気配も

これはこれでいいもんです。

暑さとお友達になる方法をなんとか見出しつつ、

楽しく充実した夏を過ごしてまいりましょう。

 

金魚・きんぎょ

《 夏期休業日のお知らせ 》2025年8月12日(火)~20日(水)

暑中お見舞い申し上げます。

 

いつも弊店をご利用いただき誠にありがとうございます。

 

下記日程にてお休みを頂戴いたします。

どうぞよろしくお願い申し上げます。

 

《 夏期休業日のお知らせ 》

 

勝手ながら8月12日(火)~20日(水)まで、実店舗・サイトとも、お休みを頂戴いたします。

 

その間にいただきましたご注文やお問い合わせ、お仕立てにつきましては、8月21日以降順次ご連絡及び発送、または、お仕立てとなります。

 

ご不便をお掛けいたしますが、よろしくお願い申し上げます。

 

旬のお勧めコーディネート「秋の始まりは淡いグレイに青みと焦茶を添えて」河野香奈恵 交差する綾(Pale gray)に洛風林 九寸織名古屋帯(悠久花文/雲井鼠色)

河野香奈恵さんの着尺に洛風林さんの帯を合わせてみました。

今日は大暑ですね。

蝉のけたたましい合唱や入道雲

お子様方は夏休みも始まって夏真っ盛りの今

 

ではあるのですが

 

店内には秋冬向けが揃い始めましたので

一足先に、秋のご紹介を♪

 

 

河野香奈恵さんの着尺に洛風林さんの帯を合わせてみました。

 

 

河野さんの作品は

青みを帯びた洗練されたグレイ色「Pale gray」

 

綾により表現されたワッフルのような凹凸や陰影は

ご覧いただく角度によってもその印象が違ってきて

とても素敵なのです。

 

 

河野さんに作品解説をお願いいたしました。

 

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「交差する綾」は、着尺を織るにあたり、

長く温めていたオリジナル組織です。

 

平織りを基調としつつ、格子状に綾の柄が交差する構成により、

綾織を含んでいながらも軽やかな仕上がりになっていると思います。

 

色は現代的な印象を意識し、繊細な色味を採用しており、

タイトルに添える色名も毎回慎重に選んでいます。

 

最近、意図からこぼれ落ちる無作為に出会えることが、

私が織を続けている理由なのだと感じています。

私が出会った偶然が、誰かのもとにやさしく届きますように。

 

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素敵の後ろ側には色々な想いやご努力があって

作品解説を伺うと、尚いっそう尊さが増してくるのです。

 

 

 

帯は、伸びやかに咲く花唐草がゆたりとして

生命力に満ち満ちている洛風林さんの「悠久花文」

 

弊店が頂戴いたしましたのは、

唐花は落ち着いた色遣いでシックに織り上げつつ、

栗皮茶色の蔓茎が映える作品です。

 

凛とした意志を感じる茶の蔓茎、素敵ですよね。

 

明るいグレイをベースに青みと焦茶を添えて

秋らしくおまとめしてみました。

 

 

 

 

この度のコーディネートは

弊店オフィシャルサイトに掲載いたしました。

是非覗いてみてくださいませ。

 

☆オフィシャルサイト

『旬のお勧めコーディネート』

 

■秋の始まりは淡いグレイに青みと焦茶を添えて

https://www.erishin.co.jp/osusume_/33585.html

 

『特選』

 

■河野香奈恵 交差する綾(Pale gray)

https://www.erishin.co.jp/tokusen_/33601.html

 

☆着物以外は、オンラインショップにも掲載しました。

https://www.erishin.com/

 

プロフィール欄のサイトへのリンク先よりご覧になってくださいませ。

 

 

 

 

さて、セール開催中のお店様が多いなか

弊店も少しだけ『掘り出し市』に掘り出しました。

 

よろしければオンラインショップを覗いてみてくださいませ。

 

https://www.erishin.com/view/category/ct76

 

いずれも素敵な作品揃いでございます。

ご用命いただけましたら光栄に存じます。