着物・姫路えり新ブログ
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こちらで、弊店の日々のあれこれ、 お知らせ等々、いろいろと書き綴って参ります。
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旬のお勧めコーディネート「Let it be 与那国蚕の士乎路紬に誉田屋源兵衛 蜻蛉の帯」

士乎路紬(与那国蚕の縞段)に誉田屋源兵衛 九寸織名古屋帯(Let it be 蜻蛉)

昨日、拙宅の金木犀が香りました♪

金木犀の甘い香りが漂うと、秋を実感し嬉しくなるのです。

 

 

こっくりしたお色を愛でたくなり、士乎路紬に飴色の蜻蛉の帯を合わせてみました。

 

旬のお勧めコーディネート「Let it be 与那国蚕の士乎路紬に誉田屋源兵衛 蜻蛉の帯」

 

 

ひなびた古金屏風のような飴色を背景に、さらりさらりと、墨で描いたような蜻蛉の帯。

 

蜻蛉は描きではなく織りであり、古屏風のような背景も西陣の誇る技術「引き箔」「漆箔」による艶やかで奥深い輝きなのです。

 

誉田屋源兵衛 九寸織名古屋帯(Let it be・蜻蛉/漆箔)

 

 

蜻蛉の尻尾には「Let it be」の文字が。

迷いなく自由に羽ばたけそうですね。

 

伝統の技法を守りながら創作は自由に楽しくおおらかに

誉田屋源兵衛さんの遊び心を感じます。

 

 

着物は、士乎路紬を合わせました。

 

経緯とも手引きの真綿で丁寧に引かれた糸から生まれる士乎路紬は、軽くて皴になり難く、ふんわりと柔らかいのです。

 

士乎路紬(しおじつむぎ/与那国蚕の縞段・黒橡色)

 

本作品はその士乎路の糸に、野蚕の冴えた色がアクセントとなる、与那国蚕の横縞段です。

黒橡色に与那国蚕の細縞段の冴えた柑子色が素敵ですよね。

 

 

着物も帯も尊き手仕事の温もりと、創作への情熱が感じられる作品です。

 

 

帯締めにも遊び心を。

 

旬のお勧めコーディネート「Let it be 与那国蚕の士乎路紬に誉田屋源兵衛 蜻蛉の帯」

 

ドット模様が楽しい帯締めは

こちらも唯一無二の内記台から組まれる作品です。

 

 

 

この度のコーディネートは

弊店オフィシャルサイトに掲載いたしました。

是非覗いてみてくださいませ。

 

☆オフィシャルサイト

 

『旬のお勧めコーディネート』

 

Let it be 与那国蚕の士乎路紬に誉田屋源兵衛の蜻蛉

 

 

『特選』

 

誉田屋源兵衛 九寸織名古屋帯(Let it be・蜻蛉)

 

 

 

☆帯揚げ以外は、オンラインショップにも掲載しました。

旬のお勧めコーディネート「光琳菊の付下に截金菱文の袋帯で」

光琳菊の付下に截金菱文の袋帯

光琳菊の付下に、

美術工芸啓さんの戴金菱文の袋帯を合わせました。

 

旬のお勧めコーディネート「光琳菊の付下に截金菱文の袋帯で」

全体の雰囲気をご覧いただくため、上前身頃の上に帯と小物をのせて撮影しています。

 

 

光琳菊の付下は、

菜種色にほんのり色付いた光琳菊の愛らしさや、草花の白揚げのシルエットがとても綺麗。

 

裾から身頃へと丁寧に暈された浅縹色のグレイッシュブルーに、白さが静かに映えるのです。

シンプルだけど必要充分、そんな大人の間を感じます。

 

 

こちら

いつも素敵な作品を創作されるこはくさんで拝見した作品を

イメージはそのままに、柄付けや位置を調整し弊店好みに誂えた作品です。

 

特選「付下(光琳菊/浅縹色の暈し)「着物と帯・呉服えり新」」」

反物状態で、上前衽を上前身頃に仮載せした画像。

 

 

さあ どの帯を合わせましょう。

 

 

ワクワクしながら袋帯の棚から取り出したのは、

美術工芸啓さんの戴金菱文の袋帯。

 

美術工芸 啓 袋帯(截金菱文/阿波蓼藍茎葉染の奏で)

 

 

この作品もまた、

拝見したときその素敵さに釘付けに。

 

いつもながらの戴金菱文の美しさに

阿波の発酵蓼藍から得られる澄んだブルーが加わった、新境地の作品です。

糸の美しさを突き詰めると

染めも自然から頂戴する天然の染料へと心が動いていくのですね。

 

 

いつもこうして着物に帯を合わせてみる度思うのですが、

素敵なものは本当に素敵で、どう合わせても綺麗なのです。

 

 

素晴らしい作品を作ってくださる皆様に感謝です。

 

 

 

この度のコーディネートは

弊店オフィシャルサイトに掲載いたしました。

是非覗いてみてくださいませ。

 

☆オフィシャルサイト

 

『旬のお勧めコーディネート』

 

光琳菊の付下に截金菱文の袋帯で

 

 

『特選』

 

付下(光琳菊/浅縹色の暈し)

 

美術工芸 啓 袋帯(截金菱文/阿波蓼藍茎葉染の奏で)

 

 

☆帯締め・帯揚げは、オンラインショップにも掲載しました。

旬のお勧めコーディネート「フロリチカで優しくまろやかに」芝崎圭一 座繰紬無地に 洛風林 九寸織名古屋帯(フロリチカ)

芝崎圭一作座繰紬無地に洛風林の名古屋帯(フロリチカ)

黒みを帯びた藍鉄色の座繰の無地紬、芝崎圭一さんの作品です

 

芝崎圭一 座繰紬(無地/黒みの藍鉄色)

芝崎圭一 座繰紬(無地/黒みの藍鉄色)

 

 

自然の恵み、栗と藍から染められるその布面は、
濃地のもつクールなスタイリッシュさに加え、
とても優しくまろやかな表情を湛えています

 

しゃっきりとして裾捌きよく、着心地は紬の気楽さ
一方、程よく輝く艶感と光沢感は
垂れものが集うフォーマルのお席にも
となりますから、ご着用のシーンも幅広く、
様々なきこなしをお楽しみいただけるのです

 

 

ふんわりとまとめてみたく
洛風林さんのフロリチカを合わせてみました

 

旬のお勧めコーディネート「フロリチカで優しくまろやかに」芝崎圭一 座繰紬無地に 洛風林 九寸織名古屋帯(フロリチカ)

 

 

ルーマニアの裂地がフロリチカの故郷だそう
東欧のおおらかな花更紗がふくれ織りの
ニュアンスにマッチしていつ拝見しても素敵です

 

フロリチカの唐茶色は座繰りの下染の栗の茶に
勿忘草色は藍に呼応して
それぞれの素敵さがより増すようです

 

無地の織物は奥深く雄弁ですね
様々な作家が創り出す織物に袖を通し
違いを感じ、まとえる喜びに感謝いたします

 

 

 

この度のコーディネートは
弊店オフィシャルサイトに掲載いたしました。
是非覗いてみてくださいませ。

 

☆オフィシャルサイト
『旬のお勧めコーディネート』

フロリチカで優しくまろやかに

 

☆それぞれ、オンラインショップにも掲載しました。

 

『き楽っくフェア』20250925-29のご案内

『き楽っくフェア』開催のお知らせ。

フェア』開催のお知らせ

 

期間: 2025年9月25日(木)~29日(月)
場所: 店舗一階

 

 

『き楽っくフェア』20250925-29のご案内

 

 

 

店頭には沢山の替え衿や替え袖をはじめ、千花や百花など各シリーズの長襦袢が揃いました♪

 

試着してサイズを確認したいお客様や、替え衿や替え袖を見てみたいお客様、

いつでもどうぞお気軽にお立ち寄りください。皆様のご来店を心よりお待ち申し上げます。

 

一部をご紹介いたしますと

 

替え衿では、
不思議の国のアリスやブレーメンの音楽隊などのメルヘンシリーズや、誕生花の刺繍の替え衿などが注目です。

 

替え袖では、
白地に可愛い輪出しや、訪問着にお勧めの洗える絹など、これからの季節にお勧めが揃っています。

 

また、
既成のき楽っく襦袢ではなく、反物から作るき楽っく襦袢もお勧めです。
マイサイズで仕立てる長襦袢は着心地も抜群ですから、多くのお客様にご好評です。

 

お持ち込みの反物でもOKですので、
1.衿だけファスナー衿にお仕立て
or
2.袖も替え袖仕様の完全き楽っく仕様にお仕立て
どちらでもどうぞ。

 

 

反物から作るのではなく、半衿付けだけどうにかしたいと思われる方には、
お客様の手持ちの仕立て上がりのお襦袢をお預りし、ファスナー衿への変更もお勧め。

 

その他、

お持ち込みの半衿をファスナー衿に、
などなど様々承ります。

 

皆様のご来店を心よりお待ち申し上げます。

多ち花 染名古屋帯(染分ガルーダ更紗・錆浅葱色に唐茶など茶濃淡/光流縮緬)

光流縮緬地の染分ガルーダ更紗

素敵な柄が揃う摺型友禅の中でも不動の人気を誇る柄の一つがガルーダ更紗
弊店のガルーダといえば生紬地を多く頂戴しているのですが、
今回ご紹介いたしますのは、
光流縮緬地に染まった染分のガルーダ更紗です。

 

多ち花 染名古屋帯(染分ガルーダ更紗・錆浅葱色に唐茶など茶濃淡/光流縮緬)

 

渋い錆浅葱色の無地部分に対して、
唐茶や樺色などの茶濃淡のガルーダの対比がとても綺麗。
絞りらしい揺らいだラインもよい味わいです。

 

多ち花 染名古屋帯(染分ガルーダ更紗・錆浅葱色に唐茶など茶濃淡/光流縮緬)

 

お太鼓は片側に錆浅葱色の無地部分が現れ、
前腹部分では、関東腹&関西腹、どちらで結んでいただいても錆浅葱色が覗くように染められた作品です。

 

 

この度の作品は、
弊店オンラインショップに掲載いたしました。
是非覗いてみてくださいませ。

☆オンラインショップ

 

多ち花 染名古屋帯(染分ガルーダ更紗・錆浅葱色に唐茶など茶濃淡/光流縮緬)