着物・姫路えり新ブログ
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こちらで、弊店の日々のあれこれ、 お知らせ等々、いろいろと書き綴って参ります。
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旬のお勧めコーディネート「悠々とカモメが飛ぶ空や海」夏小紋(しけ引き/絽紬地)に 大村幸太郎 染名古屋帯(かもめに波)

しけ引きの絽紬地夏小紋に大村幸太郎さんのカモメの帯

さらさらと心地よい絽紬地の夏小紋に

大村幸太郎さんのカモメの帯を合わせてみました。

 

旬のお勧めコーディネート「悠々とカモメが飛ぶ空や海」夏小紋(しけ引き/絽紬地)に 大村幸太郎 染名古屋帯(かもめに波)

 

 

夏至も過ぎ日も少しずつ短くなってまいりますから

これからは少しずつ秋のお品のご紹介を…

 

と思いつつ

 

こう暑いとやはり涼やかなお着物に手が伸びます。

実際、これからは夏時間が長くなりそうですね。

 

 

さて

 

絽紬地の小紋は、斜めにしけ刷毛を走らせ描いたしけ引き小紋。

 

夏小紋(しけ引き/浅縹のゆらめき・絽紬地)

 

お仕立ていたしますと上前や身頃など各部分のしけ筋が

交差したり繋がったりと活き活きと表情豊かになるのです。

 

縹色の濃淡筋の掠れた風情や

時折覗く白藍色や瓶覗色の明るさといい

その味わい深さに職人さんの凄みを感じます。

 

 

そのしけ筋は雨であり波であり海のように。

 

うねる波の上を悠々と飛ぶカモメの帯

大村幸太郎さんの作品を合わせてみました。

 

 

大村さんの作品との出会いは魚影紋でした。

グラフィカルに描き取った魚のデッサンやその構成力が素敵で

それから拝見するように。

 

この帯にも大村さんの魅力が溢れています。

 

大村幸太郎 染名古屋帯(かもめに波)【夏・単衣】

 

 

浮世絵のような大胆な波は同時に繊細

精緻な蝋吹雪をあしらった帯地自体はまるで波の花のよう

 

ゆうゆうと力強く飛ぶカモメ

大胆な波、そしてその背景も素敵で

どれ一つ欠けても成り立たない世界観を感じます。

 

 

夏の着物姿は一服の涼。

 

お洒落をして楽しんで

暑さにも負けズ、元気に過ごしましょう♪

 

 

 

この度のコーディネートは

弊店オフィシャルサイトに掲載いたしました。

是非覗いてみてくださいませ。

 

☆オフィシャルサイト

『旬のお勧めコーディネート』

 

■悠々とカモメが飛ぶ空や海

https://www.erishin.co.jp/osusume_/33542.html

 

 

『特選』

 

■【夏・単衣】大村幸太郎 染名古屋帯(かもめに波)

https://www.erishin.co.jp/tokusen_/33151.html

 

 

 

☆着物と帯締めは、オンラインショップにも掲載しました。

https://www.erishin.com/

旬のお勧めコーディネート「蒼き水面に泳ぐ金魚」無地の小千谷縮に金魚の刺繍名古屋帯

小千谷縮を蒼く深い水面に見立て 、愛らしい金魚をそっと放してみました。

暑中お見舞い申し上げます。

 

 

涼しそうな着物&帯で一服の涼をお届けしたく

 

小千谷縮を蒼く深い水面に見立て

愛らしい金魚をそっと放してみました。

 

 

刺繍ならではの立体感やグラデーションが綺麗な

毎年人気の金魚の名古屋帯

 

誉田屋さんらしい大胆さと、繊細な色彩の暈しが魅力的ですよね。

 

お腹部分は水泡(水玉)のみ

お太鼓だけに金魚が泳いでいるというバランスもよいのです。

 

 

深い水の底に一条の光が差し込んだような

濃縹色の無地の小千谷縮に合わせてみました。

 

旬のお勧めコーディネート「蒼き水面に泳ぐ金魚」無地の小千谷縮に金魚の刺繍名古屋帯

 

楽しそうに

涼しそうに泳ぐ金魚を眺めていると

夏を楽しまなくっちゃと、前向きになれそうです✌

(我ながら単純…)

 

水の泡が涼しげな前腹では、

帯締めと帯揚げをリンクさせ、まるまる尽くしで楽しみましょう。

 

旬のお勧めコーディネート「蒼き水面に泳ぐ金魚」無地の小千谷縮に金魚の刺繍名古屋帯

 

 

夏着物を着ていると

涼しそうですね、とお声をかけられることが多い夏。

何を着ていても暑いのですから

そう思っていただけると嬉しいのです。

 

これから始まる長ーい夏

涼しく過ごせる対処方法を考えつつ、

健やかな楽しい夏を過ごしたいですね。

 

 

 

 

 

この度のコーディネートは

弊店オフィシャルサイトに掲載いたしました。

是非覗いてみてくださいませ。

 

☆オフィシャルサイト

『旬のお勧めコーディネート』

 

■蒼き水面に泳ぐ金魚

https://www.erishin.co.jp/osusume_/33510.html

 

 

☆それぞれ、オンラインショップにも掲載しました。

https://www.erishin.com/

 

 

旬のお勧めコーディネート「円奏暈しの小千谷縮に変わり羅の帯を」

円奏暈しの小千谷縮に変わり羅の八寸帯

素敵な小千谷縮を眺めていると

帯を合わせてみたくなり♪

 

円奏暈しの小千谷縮に変わり羅の八寸帯を合わせました。

 

旬のお勧めコーディネート「円奏暈しの小千谷縮に変わり羅の帯を」

 

円の連なりが現れてはフェードアウトしてゆくような円奏暈しの小千谷縮は、紫陽花の花が移ろうような青の暈しに白の円がクリアに冴え、とっても綺麗。

 

熨斗目花色の深い青や若竹色の明るい緑の挿し色も効果的で、光や見る角度によっても魅せる表情も違ってきます。

 

きっとどんな帯を合わせても素敵ですよね。

 

 

葛布の八寸を合わせても素敵ですし

(同じ織元通しのコンビネーション)

上品羅ももちろんゴージャス

 

とつらつら思案した結果

 

小千谷縮の若竹色にリンクするよう

瓶覗き色の変わり羅の八寸帯を合わせてみました。

 

旬のお勧めコーディネート「円奏暈しの小千谷縮に変わり羅の帯を」

 

 

メロウグリーンの明るさが加わって

より一層爽やかに

爽やかな青と緑に白が冴える組み合わせとなりました。

 

 

毎年暑くなる気候に麻は最適。

 

綺麗映えする小千谷縮は、お出かけ先も幅広く、

様々にお楽しみいただきながら、素敵な夏をお過ごしくださいませ。

 

 

この度のコーディネートは

弊店オフィシャルサイトに掲載いたしました。

是非覗いてみてくださいませ。

 

☆オフィシャルサイト

『旬のお勧めコーディネート』

■円奏暈しの小千谷縮に変わり羅の帯を

https://www.erishin.co.jp/osusume_/33468.html

 

☆それぞれ、オンラインショップにも掲載しました。

https://www.erishin.com/

小千谷縮(円奏暈し/紫陽花青に白の冴え、熨斗目花色や若竹色)

紫陽花の花が移ろうような青の小千谷縮

今年は巡り会えないのかも…
そんな時に本品を拝見いたしました。

 

夏ものの仕入れがひと段落した後にも
今年は良い機会に恵まれていたように思います。

 

小千谷縮(円奏暈し/紫陽花青に白の冴え、熨斗目花色や若竹色)

 

いつ拝見しても綺麗なんです。

円紋の連なりが現れてはフェードアウトしてゆくようですよね。

ずっと眺めていたくなるグラデーションは洗練されていて、

弊店では「円奏暈し」と名付けている小千谷縮です。

 

 

紫陽花の花が移ろうような青の暈し

小千谷縮全体では明るく薄い青紫”薄花色”が近しいでしょうか。

 

そして、反物を身に纏っていただくと、

数多の青の重なりの中から圧倒的な存在感で浮き上がるのが白。

紫陽花のような色の移ろいに白の爽やかさが匂い立つ。

そう感じる作品でございます。

 

 

円奏紋の一つは白をメインに

もう一つは熨斗目花色と若竹色の緑味がアクセントに。

見る角度や天候により、熨斗目花色の深い青や若竹色の明るい緑が映え、

その時々で魅せる表情も違ってくることでしょう。

 

 

本作品は、絣糸仕様の伝統的工芸品指定。

布の表情やクラス感も異なり、体に感じる着心地も変わりますね。

 

伝統的工芸品 小千谷縮(円奏暈し/紫陽花青に白の冴え、熨斗目花色や若竹色)

 

蒸し暑い夏に麻は最強のパートナー。

 

綺麗映えする小千谷縮はお出かけ先も幅広く、

様々にお楽しみいただけます。

 

 

本品は、

弊店オンラインショップに掲載いたしました。

是非覗いてみてくださいませ。

小千谷縮(円奏暈し/紫陽花青に白の冴え、熨斗目花色や若竹色)

 

 

 

「2025年姫路ゆかたまつり」にて

「姫路ゆかたまつり」大人世代のゆかた姿

大人世代のゆかた姿素敵です♪

 

それぞれにお似合いの浴衣を纏い、
街歩きを楽しんでらっしゃる「姫路ゆかたまつり」でのお写真です。

 

「2025年姫路ゆかたまつり」にて

 

 

姫路に夏の訪れを告げる「姫路ゆかたまつり」
今年は先週末の土日、6月21&22日の両日開催でした。
姫路駅を降りるとそこはもうゆかただらけの別世界。
多くのゆかた姿で溢れ、それはそれは賑やかなのです。

 

 

着物を楽しむ充分大人世代にとっても
おまつりはゆかたを着るよい機会♪

 

今年はお昼にお茶しましょう、とお集りになりました。

 

 

今年のテーマは「誉田屋源兵衛のゆかたを着る」

 

カフェタイムの誉田屋さんというテーマのもと、お集りに。

 

 

「2025年姫路ゆかたまつり」にて

 

向かって一番左から

 

・三つ巴の誉田屋浴衣に誉田屋さんの黒金魚の刺繍名古屋帯
・黒地に赤薊の誉田屋浴衣に半幅帯
・三つ巴の誉田屋浴衣に竺仙さんの麻兵児帯
・熨斗目の誉田屋浴衣に誉田屋さんの芭蕉通風段文半幅帯

 

を それぞれお召しです。

 

 

黒×黒のセットに黒金魚が揺らめくお姿はいつもながらのこなれた風情✌
半幅帯の皆様はそれぞれ結び方が違っていて、
それどうしたの?
適当に結んだのよと帯結び談義。
着付け師だからこそのお言葉かも、ですね。

 

 

さてさて、
三つ巴の誉田屋浴衣のお二人様、お気付きでしょうか。

 

「2025年姫路ゆかたまつり」にて

 

そうなのです、大小の三つ巴の浴衣2反をシェアし、
片身違いでお誂えになったのです。
さりげない片身違いですからさらっとお召しいただけ、
二人揃うと、あら♪となるなんて楽しすぎます。

 

 

いつも素敵な着物姿を拝見出来て、
本当に有難く、嬉しい限りでございます。

 

 

来年のゆかたまつりも楽しみにお待ちしております!

 

 

 

お写真はお客様のご了解の元、掲載させていただきました。