着物・姫路えり新ブログ
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こちらで、弊店の日々のあれこれ、 お知らせ等々、いろいろと書き綴って参ります。
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男物額裏〔羽裏〕のお誂え「唐獅子牡丹と龍」染め途中

お客様より嬉しいメール。-お誂えの裏地-

朝晩やっと涼しくなり良い季節となりました。お着物でのお出かけの機会も多くなり、"ウズウズ"されている方もおられるのではないでしょうか。(^^)

 

そして、10月は秋祭りの時期でもあります。
こちら姫路は、灘の「けんか祭り」が有名ですが、毎週と言っていいぐらい各所でお祭りが有ります。昨日、一昨日と私共の町内でも子供神輿が出ました。

 

今月の秋祭り用として、3月に静岡県のお客様から御主人様用の法被の裏を誂えたいとご依頼をいただいて、ご意向をお聞きし、お誂えさせていただいた男物額裏(羽裏)。
先日、お仕立て上がりの画像付きでメールを頂戴しました。

 

「法被、やっと仕上がってきました☆
えり新さんで、作っていただいた裏地がとても映えていました(^^)」

 

 

いやぁー。このようなメールをいただき本当に嬉しいです。
額裏(羽裏)と同じ寸法で良いとのことで作らせていただきましたが、羽織は中への引き返しが有りますが、それが無い法被へのお仕立てが、どのような感じになるのか少々気になっていました(弊店では法被のお仕立てはしておりませんので)。
素敵な法被に仕上がって、このようにお写真で見せていただけて、とても有り難いことです。ありがとうございました。

 

お誂え額裏(羽裏)

 

 

お客様のお祭りへの情熱、伝わって参りました。
お役に立てて良かったです!
お祭りに参加させていただいた気分です。
 

 

こちらのお誂えの様子は、お客様ご了解の下、こちらのページ

『御誂』裏地の御誂え
男物額裏〔羽裏〕のお誂え(静岡県 A様)

 

でご紹介させていただいております。

 

 

(店長)

洒落無地(市松)に切りビロード名古屋帯(プラチナ波と帆船etc.)コーディネート

ミスマッチ感覚の遊び心で、Let’s party !!

今回の『旬のお勧めコーディネイト』は、パーティー仕様。

 

プラチナのような箔波がキラキラ揺れる黒地の帯に、白菫色の洒落無地を合わせた組み合わせをご紹介いたしました。

 

光源によっては白に見えたり、薄グレイにも見える淡いニュアンスカラーの極く薄くラベンダー色に染めた洒落無地に、黒地の切りビロードの名古屋帯を組み合わせました。

 

帯は、プラチナのような箔波がキラキラ揺れ、波間には、様々な船が行き交う様が小さく刺繍されていています。
よく見ると、イエローサブマリン?や鯨も。

 

帯揚げは、小さなドット柄で水しぶきのイメージ。
帯締めは、細い金線が組み入れられた白藍色を合わせました。

 
袷なのに、このミスマッチ感覚の遊び心で、Let’s party !!

 

オフィシャルサイト『旬のお勧めコーディネイト』

【袷】「Let’s party 切りビロードの帯」

 

洒落無地(市松)に切りビロード名古屋帯(プラチナ波と帆船etc.)

 

 

どうぞ、ご覧下さい。

(店長)

えり新オリジナル染め名古屋帯

着物や染帯の『お誂えご相談会』9.29日(金)・30日(土) ご相談ご予約承り中です。

世界に一つだけ。

ご自分だけのオリジナル着物や帯を、お作りになってみませんか?

 

9月29日(金)、30日(土)は、
お客様のご予約をいただきましたら職人が弊店に来店いたします。

 
いつも弊店がお世話になっている職人さんに店舗までお出ましいただき、直接お客様のご要望をお伺いしながら、お客様だけのオリジナル着物や染帯をお作りするご相談を承ります♪

 
期間中は、職人さんの手がストップしてしまいますので、恐れ入りますが予約制とさせていただいております。

 
※25日(月)までのご予約受付とさせていただきます

 
詳しくは、こちらのページのご案内をご覧下さい

 

 

お誂えは、上記期間に関わらず随時承っております。

こちらの『お誂え』のページもご覧下さい。

 

 

(店長)

焦茶色の菊池洋守八丈織に袋帯を

菊池洋守さんの”八丈織り/まるまなこ”に”大人の赤”の洒落袋帯

『旬のお勧めコーディネイト』の更新を続けておりますが、その中からピックアップ!

 

なんともいえないまろやかな艶感や陰影感が抜群の菊池洋守さんの"八丈織り/まるまなこ"。
今回は、その菊池さんの八丈織まるまなこに、齋藤織物謹製の正倉院鳥華文の袋帯を合わせてご紹介いたしました。

 

菊池洋守さんの作品は、一度お召しになると虜になってしまう程の質感が有りますね。
そのお着物に"大人の赤"の洒落袋帯、帯締めはこちらも質感高く、綾竹台遠州組でコーディネートしました。

 

【袷】焦茶色の菊池洋守八丈織に正倉院文様の袋帯を

 

焦茶色の菊池洋守八丈織に袋帯を

 

 

どうぞ、ご高覧下さい。

 

(店長)

姫路・着物 呉服えり新

えり新のこと part2 問屋さま

いつも有り難うございます。
すずめでございます。

さて、この日は明石縮で。

明石縮に絽九寸織名古屋帯
夏紬ですが透け感をさほど感じないので9月にも着ていますし、小千谷縮(つまり麻)ももちろん9月にも着ています。
お洒落着の場合は、ルールにとらわれることなく、ご自身が良い♪と思える着物でお過ごしいただければと思う今日この頃です。

 
9月のお召し物については、また別の機会にさせていただいて、

 

さて、この度は弊店が弊店である為に欠かせないパートナー、
仕入れ先「問屋さま」についても少し書かせていただこうかなと思っています。

 

前回「えり新のこと」というブログ記事の中で、えり新さんは何か得意ですか?

とご新規のお客様にお尋ね頂いた時のお返事として、
どの分野がというよりは、困った時はえり新さん、と仰っていただけるような呉服店が理想ですが、強いて申し上げると、お誂え「オリジナルの作品作り」が出来ることが特徴かもしれません、と書かせていただきました。

 

では、オリジナルを作る時どうするか。

 

友禅でご説明いたしますと、細分化された分業制なので、かなりざっくりした説明にはなりますが、
職人さん→悉皆さん(プロデューサーみたいなもの)→問屋さん、
のルートに大きく分けることが出来て、
この3つのいずれかにお願いすることになります。

 

昨今オリジナル制作に取り組むお店様が増えてまいりましたが、その多くは問屋さまにお願いする場合が多いようです。
弊店では、職人さんもしくは悉皆に頼むオリジナルも作っていて、ここの部分が他店様とは大きく違う特徴になるのです。

 

職人さんや悉皆にダイレクトに作品作りをお願いする場合は、経験や知識、ノウハウ、そしてリスクを取る度量が必要ですから、一朝一夕にはできないですし、単発は出来てもまず続きません。
先代から続く職人さんとの信頼関係あってこそで、弊店の大切な財産だと思っています。

 

これもご注文いただくお客様と受けて下さる職人さんあってのことですから、

いつも本当に有り難うございます!

 

と、
このような感じで書かせていただいたのですが、弊店が弊店である為にかかせない存在なのが問屋さまです。

 
このブログを見て下さっている問屋さまもいらっしゃるようなので、職人さんだけではなく問屋さまについても、私共がいつも感じていることをお伝えしたく、「えり新のこと part2♪」でございます。

 
自身で作品を作っているからこそ良く分かるのですが、作品創りは大変です。
とても時間がかかりますし、悩んでしまうと、ずーっとずーっと下絵と睨めっこで進みません。

 

なので、作品作りでは問屋さまにももちろんお世話になってます。
問屋さま主催の会に伺って、出来上がった作品を参考に模様を変えてもらったり、色柄を変えてもらったり、過去の作品を拝見しながら、ご意見を伺いながら作るほうがやりやすいものです。

 

従来の流れには乗らないような作品や、職人さんとコンタクトを取ったほうがよりよい作品に仕上がると考えた時にダイレクトな物作りにとりかかるのです。

 

問屋さまにもいろいろあって、流通に徹している問屋さまや、企画に注力なさっているところ、私共のような専門店と近しい関係にある物作りをする問屋さま、といろいろございますが、
いずれにしろ、やはり無くてはならない存在だと常日頃感じています。

 

織物のオリジナル製作では、特に問屋さまのお力なくしては出来ないかもしれません。
織物の多くは糸作りにも織りにもロットが関係しますし、間に問屋さまに入っていただいたほうがスムーズでベターです。

 

製造には製造の役割りがあり、
流通は流通、
そして我々小売店にも小売店しか出来ないことがきっとある。
問屋さまも弊店も、
お客様からご覧になって、必要よねと言っていただける存在でありますよう、ブラッシュアップしてゆかねばなりませんね。

 

ご贔屓いただけるお客様に心からの感謝と、
そして、作品を届けてくださる全ての皆様に感謝を申しあげます。

 

 

(すずめ)