《 年末年始休業日のお知らせ 》
《 年末年始休業日のお知らせ 》
いつもご贔屓賜りありがとうございます。
勝手ながら、12月29日(月)~新年 2026年1月7日(水)まで、お休みを頂戴いたします。
その間にいただきましたご注文やお問い合わせ、お仕立てにつきましては、1月8日以降順次ご連絡及び発送、または、お仕立てとなります。
ご不便をお掛けいたしますが、よろしくお願い申し上げます。
《 年末年始休業日のお知らせ 》
いつもご贔屓賜りありがとうございます。
勝手ながら、12月29日(月)~新年 2026年1月7日(水)まで、お休みを頂戴いたします。
その間にいただきましたご注文やお問い合わせ、お仕立てにつきましては、1月8日以降順次ご連絡及び発送、または、お仕立てとなります。
ご不便をお掛けいたしますが、よろしくお願い申し上げます。
友禅や金銀箔、刺繍のような華やかさはないものの、とても凝った職人仕事の結実である江戸小紋。
江戸小紋の凝り様は日本らしいなあとも思うのです。
技量を大きく誇るわけでもなく小さな文様に精魂込める職人がいて、それをさらりと纏って下さるお客様がいて。
本当に素敵なことでございますね。
この度は、小宮家の創る江戸小紋に、弊店定番袋帯「東照宮端雲文」を合わせてみました。
小宮康正さんの江戸小紋、柄銘は「千切」。
初めて拝見した時には、蒼き空に満点の星が瞬くよう(数多の北斗七星のように見えたのですね)だと感じたのですが、錆桔梗色地に白が映えて本当に綺麗。
あられのようにも映るでしょうか。
合わせた東照宮瑞雲文の袋帯は、弊店が長く大切にご案内を続けている作品です。
こちらは、日光東照宮の瑞雲文を元に創作された作品で、活き活きと、そして、圧倒的な造形美の瑞雲文には、もう見事としか語る言葉が見つかりません。
西陣の誇る箔、匠が設計した独自の織り組織、これらは全て誇り高き名もなき職人達の仕事ぶり。
数多の職人さんにより伝統工芸は支えられているのですね。
帯揚げは、小葵菱文の文様が綺麗な薄色で、
帯締めには、淡藤色で華やかさを添えてみました。
改まった心で迎えたいお席に是非。
この度のコーディネートは
弊店オフィシャルサイトに掲載いたしました。
是非覗いてみてくださいませ。
☆オフィシャルサイト
『旬のお勧めコーディネート』
着物と帯は『特選』にも掲載しております。
☆帯以外は、オンラインショップにも掲載しました。
暮れのご挨拶を交わす機会も多くなり、いよいよ寒くなってまいりましたね。
こう寒くなりますと真綿系の紬が恋しくなるのです。
着物は、下井伸彦さんの下井紬。
全体を俯瞰しますと淡い亜麻色の下井紬は、とても多彩なハーモニーを奏でています。
様々なベージュ系の緯の色合いが混じり合う柔らかさに、薄水色が爽やかさを、更に濃い深縹のアクセントや花織の白の煌めきが本当に綺麗ですよね。
丁度お願いしていた桝蔵さんの馬の帯が届きましたので、合わせてみました。
こちら、えり新の脳内的には与那国島の馬、なのでございます。
青々と輝く草原
光や風、海の波間の輝きを感じていただけるような帯地に入れた銀のきらめき
薫風に穏やかに集う馬をイメージしお誂えしましたが、お正月にも相応しい清々しさ。
来年も佳き年を駆け抜けることが出来ますようにと願うばかりでございます。
この度のコーディネートは
弊店オフィシャルサイトに掲載いたしました。
是非覗いてみてくださいませ。
☆オフィシャルサイト
『旬のお勧めコーディネート』
☆それぞれオンラインショップにも掲載しました。
何処を拝見しても単調ではなく
隣り合う色が互いに影響し合い
穏やかで優しい景色を拡げています
下井伸彦さんの織名古屋帯です
糸作りから全てご自身でこなしてしまう下井さん
表現したい布を創作するためには手間暇を惜しまない
その真摯な職人気質の手で育まれる織物は
声高ではないけれど
着用の折に触れ上質さをご実感いただけることでしょう
お太鼓から手先に至る全体に
花色と伽羅色の段暈しを織り上げた柄はもちろんですが、
そのベースでもある薄水色の無地部分の多彩さに
素敵だなあと思うのです。
下井さんの花織入着尺に合わせてみました。
作品はオンラインショップでご紹介しました。
☆オンラインショップ
夢訪庵(桝蔵)さんのフェルナンブーコの余呉紬をご紹介いたします。
光の加減によってはっと華やかに現れる
フェルナンブーコの魅惑の赤。
この稀少な赤はもちろんマストアイテムとして、
私共の今回のオーダーは
反物の表記とすれば無地紬、
実は数多の縞や格子が覗く複雑さを楽しんでいただけるフェルナンブーコの余呉紬を
でございました。
今回も素敵な紬を創作くださいました♪
反物全体を表現するとすれば紅紫(こうし)色でしょうか。
浅紫色と濃紫色の間位の紫加減で紅色も感じつつ青みもあり
数多の色が覗く布面はとても複雑で繊細で綺麗なのです。
糸の太さは一定ではなく太細があり、
それぞれ微妙な違いの紫系で染めています。
フェルナンブーコ由来の赤濃淡、ラックの紫濃淡、茨の赤茶…
それらが織り成すハーモニーから
一言では表せない滋味深い織物が生まれます。
ある時は紅紫色の無地の紬のように
そして、藤紫色の細縞が幾筋も流れる着物のように…
お召しいただく季節によって、
時間や光によっても布表の印象が変わる素敵さをどうぞお楽しみください。
糸味の良さと作り手の情熱を感じる温もりは極上の幸せ感。
反巾は1尺4分(約39.5cm)ございますので、御手の長い方や男性にもお勧めです。
さて、フェルナンブーコとは何?
オフィシャルサイト『特選』
■夢訪庵(桝蔵順彦) 余呉紬(フェルナンブーコ/紅紫(こうし)色)
では、フェルナンブーコのご説明も掲載しております。
この度の作品は、オンラインショップでもご紹介しました。
☆オンラインショップ