着物・姫路えり新ブログ
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こちらで、弊店の日々のあれこれ、 お知らせ等々、いろいろと書き綴って参ります。
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えり新オリジナル 塵よけ兼雨コート「小市松重ね/通年向」

『えり新オリジナル 塵除け兼雨コート「小市松重ね」』の[通年向き]と[夏・単衣向き]

最近は雨の日が多くなったような気がします

 

そう思うのは

今日は降らないと出かけた時に

不意の雨に出合ってしまうからでしょうか

 

局所的且つゲリラ的な降雨が日常となりつつある今

雨コートは必携の安心アイテムかも、ですよね。

 

晴雨兼用の雨コートがあれば、

晴れの日には道中着や道行として羽織れますし、

不意の雨にも万全です。

 

 

羽織りもの好きの弊店、

もちろん羽織りものもオリジナル制作しております。

 

 

弊店で紋(柄)を興したオリジナル

『えり新オリジナル 塵除け兼雨コート「小市松重ね」』の

通年向きに新色「瓶覗き色」が加わりました♪

 

 

えり新オリジナル 塵よけ兼雨コート「小市松重ね/通年向」

 

画像は、通年向きの新色「瓶覗き色」と共に、

薄手に織り上げた夏・単衣向きタイプの「濃紺色」の2作品です。

 

 

えり新オリジナル 塵よけ兼雨コート「小市松重ね/通年向」 瓶覗き色

 

瓶覗き色の明るい水色

憂鬱な雨の日に心も晴れ晴れいたしますね。

 

 

えり新オリジナル 塵よけ兼雨コート「小市松重ね/夏・単衣向」 濃紺色

 

濃紺色の夏・単衣向きはうっすら透ける風合いが涼しげで、

今の季節、塵除けとしても大活躍です。

 

 

この「小市松重ね」の地紋は

主張しないけど無地ではなく

見方によっては菱や亀甲や菱繋ぎ文にも見えるような紋をデザイン。

 

お召しいただきますと、

動く度に見え隠れする小市松地紋が陰影をもたらし、

さりげないお洒落感を演出してくれるのではと思います。

 

 

制作は、西陣の老舗「勝山織物」の勝山さと子さん。

優れたセンスと技術力、朗らかな笑顔がとっても素敵なさと子さん♪

いつも快くご対応いただき、感謝申し上げます。

 

 

さて、この小市松地紋のコートで

もう一点こだわったのは「艶感」なのです。

 

 

 

コート着のままご挨拶する機会も多い道中、

顔映りのよさは重要で、気分も揚がりますよね。

 

 

 

小市松重ねのコートは、

生地風合いにより3タイプをご用意しています。

お好みや季節により着分け、お楽しみ下さいませ。

 

 

姫路は、雨が降り続き風も強い一日となりました。

京都の祇園祭、今日は山鉾巡行ですね。

雨の中を厳かに進む鉾行列も素敵ですけど

皆様ご体調を崩されませんように…

 

 

 

 

 

この度の作品は、

弊店オンラインショップに掲載いたしました。

是非覗いてみてくださいませ。

 

■えり新オリジナル 塵よけ兼雨コート「小市松重ね/通年向」 瓶覗き色

https://www.erishin.com/view/item/000000005565

 

■えり新オリジナル 塵よけ兼雨コート「小市松重ね/夏・単衣向」 濃紺色

https://www.erishin.com/view/item/000000005564

 

 

また、オフィシャルサイトでは制作記事と着心地をご紹介しています。

 

『御誂』

■オリジナル塵よけ兼雨コート「小市松重ね」のお誂え

 

『着心地ご案内』

■オリジナル塵よけ兼雨コート「小市松重ね」

 

 

旬のお勧めコーディネート「悠々とカモメが飛ぶ空や海」夏小紋(しけ引き/絽紬地)に 大村幸太郎 染名古屋帯(かもめに波)

しけ引きの絽紬地夏小紋に大村幸太郎さんのカモメの帯

さらさらと心地よい絽紬地の夏小紋に

大村幸太郎さんのカモメの帯を合わせてみました。

 

旬のお勧めコーディネート「悠々とカモメが飛ぶ空や海」夏小紋(しけ引き/絽紬地)に 大村幸太郎 染名古屋帯(かもめに波)

 

 

夏至も過ぎ日も少しずつ短くなってまいりますから

これからは少しずつ秋のお品のご紹介を…

 

と思いつつ

 

こう暑いとやはり涼やかなお着物に手が伸びます。

実際、これからは夏時間が長くなりそうですね。

 

 

さて

 

絽紬地の小紋は、斜めにしけ刷毛を走らせ描いたしけ引き小紋。

 

夏小紋(しけ引き/浅縹のゆらめき・絽紬地)

 

お仕立ていたしますと上前や身頃など各部分のしけ筋が

交差したり繋がったりと活き活きと表情豊かになるのです。

 

縹色の濃淡筋の掠れた風情や

時折覗く白藍色や瓶覗色の明るさといい

その味わい深さに職人さんの凄みを感じます。

 

 

そのしけ筋は雨であり波であり海のように。

 

うねる波の上を悠々と飛ぶカモメの帯

大村幸太郎さんの作品を合わせてみました。

 

 

大村さんの作品との出会いは魚影紋でした。

グラフィカルに描き取った魚のデッサンやその構成力が素敵で

それから拝見するように。

 

この帯にも大村さんの魅力が溢れています。

 

大村幸太郎 染名古屋帯(かもめに波)【夏・単衣】

 

 

浮世絵のような大胆な波は同時に繊細

精緻な蝋吹雪をあしらった帯地自体はまるで波の花のよう

 

ゆうゆうと力強く飛ぶカモメ

大胆な波、そしてその背景も素敵で

どれ一つ欠けても成り立たない世界観を感じます。

 

 

夏の着物姿は一服の涼。

 

お洒落をして楽しんで

暑さにも負けズ、元気に過ごしましょう♪

 

 

 

この度のコーディネートは

弊店オフィシャルサイトに掲載いたしました。

是非覗いてみてくださいませ。

 

☆オフィシャルサイト

『旬のお勧めコーディネート』

 

■悠々とカモメが飛ぶ空や海

https://www.erishin.co.jp/osusume_/33542.html

 

 

『特選』

 

■【夏・単衣】大村幸太郎 染名古屋帯(かもめに波)

https://www.erishin.co.jp/tokusen_/33151.html

 

 

 

☆着物と帯締めは、オンラインショップにも掲載しました。

https://www.erishin.com/

旬のお勧めコーディネート「蒼き水面に泳ぐ金魚」無地の小千谷縮に金魚の刺繍名古屋帯

小千谷縮を蒼く深い水面に見立て 、愛らしい金魚をそっと放してみました。

暑中お見舞い申し上げます。

 

 

涼しそうな着物&帯で一服の涼をお届けしたく

 

小千谷縮を蒼く深い水面に見立て

愛らしい金魚をそっと放してみました。

 

 

刺繍ならではの立体感やグラデーションが綺麗な

毎年人気の金魚の名古屋帯

 

誉田屋さんらしい大胆さと、繊細な色彩の暈しが魅力的ですよね。

 

お腹部分は水泡(水玉)のみ

お太鼓だけに金魚が泳いでいるというバランスもよいのです。

 

 

深い水の底に一条の光が差し込んだような

濃縹色の無地の小千谷縮に合わせてみました。

 

旬のお勧めコーディネート「蒼き水面に泳ぐ金魚」無地の小千谷縮に金魚の刺繍名古屋帯

 

楽しそうに

涼しそうに泳ぐ金魚を眺めていると

夏を楽しまなくっちゃと、前向きになれそうです✌

(我ながら単純…)

 

水の泡が涼しげな前腹では、

帯締めと帯揚げをリンクさせ、まるまる尽くしで楽しみましょう。

 

旬のお勧めコーディネート「蒼き水面に泳ぐ金魚」無地の小千谷縮に金魚の刺繍名古屋帯

 

 

夏着物を着ていると

涼しそうですね、とお声をかけられることが多い夏。

何を着ていても暑いのですから

そう思っていただけると嬉しいのです。

 

これから始まる長ーい夏

涼しく過ごせる対処方法を考えつつ、

健やかな楽しい夏を過ごしたいですね。

 

 

 

 

 

この度のコーディネートは

弊店オフィシャルサイトに掲載いたしました。

是非覗いてみてくださいませ。

 

☆オフィシャルサイト

『旬のお勧めコーディネート』

 

■蒼き水面に泳ぐ金魚

https://www.erishin.co.jp/osusume_/33510.html

 

 

☆それぞれ、オンラインショップにも掲載しました。

https://www.erishin.com/

 

 

旬のお勧めコーディネート「円奏暈しの小千谷縮に変わり羅の帯を」

円奏暈しの小千谷縮に変わり羅の八寸帯

素敵な小千谷縮を眺めていると

帯を合わせてみたくなり♪

 

円奏暈しの小千谷縮に変わり羅の八寸帯を合わせました。

 

旬のお勧めコーディネート「円奏暈しの小千谷縮に変わり羅の帯を」

 

円の連なりが現れてはフェードアウトしてゆくような円奏暈しの小千谷縮は、紫陽花の花が移ろうような青の暈しに白の円がクリアに冴え、とっても綺麗。

 

熨斗目花色の深い青や若竹色の明るい緑の挿し色も効果的で、光や見る角度によっても魅せる表情も違ってきます。

 

きっとどんな帯を合わせても素敵ですよね。

 

 

葛布の八寸を合わせても素敵ですし

(同じ織元通しのコンビネーション)

上品羅ももちろんゴージャス

 

とつらつら思案した結果

 

小千谷縮の若竹色にリンクするよう

瓶覗き色の変わり羅の八寸帯を合わせてみました。

 

旬のお勧めコーディネート「円奏暈しの小千谷縮に変わり羅の帯を」

 

 

メロウグリーンの明るさが加わって

より一層爽やかに

爽やかな青と緑に白が冴える組み合わせとなりました。

 

 

毎年暑くなる気候に麻は最適。

 

綺麗映えする小千谷縮は、お出かけ先も幅広く、

様々にお楽しみいただきながら、素敵な夏をお過ごしくださいませ。

 

 

この度のコーディネートは

弊店オフィシャルサイトに掲載いたしました。

是非覗いてみてくださいませ。

 

☆オフィシャルサイト

『旬のお勧めコーディネート』

■円奏暈しの小千谷縮に変わり羅の帯を

https://www.erishin.co.jp/osusume_/33468.html

 

☆それぞれ、オンラインショップにも掲載しました。

https://www.erishin.com/

小千谷縮(円奏暈し/紫陽花青に白の冴え、熨斗目花色や若竹色)

紫陽花の花が移ろうような青の小千谷縮

今年は巡り会えないのかも…
そんな時に本品を拝見いたしました。

 

夏ものの仕入れがひと段落した後にも
今年は良い機会に恵まれていたように思います。

 

小千谷縮(円奏暈し/紫陽花青に白の冴え、熨斗目花色や若竹色)

 

いつ拝見しても綺麗なんです。

円紋の連なりが現れてはフェードアウトしてゆくようですよね。

ずっと眺めていたくなるグラデーションは洗練されていて、

弊店では「円奏暈し」と名付けている小千谷縮です。

 

 

紫陽花の花が移ろうような青の暈し

小千谷縮全体では明るく薄い青紫”薄花色”が近しいでしょうか。

 

そして、反物を身に纏っていただくと、

数多の青の重なりの中から圧倒的な存在感で浮き上がるのが白。

紫陽花のような色の移ろいに白の爽やかさが匂い立つ。

そう感じる作品でございます。

 

 

円奏紋の一つは白をメインに

もう一つは熨斗目花色と若竹色の緑味がアクセントに。

見る角度や天候により、熨斗目花色の深い青や若竹色の明るい緑が映え、

その時々で魅せる表情も違ってくることでしょう。

 

 

本作品は、絣糸仕様の伝統的工芸品指定。

布の表情やクラス感も異なり、体に感じる着心地も変わりますね。

 

伝統的工芸品 小千谷縮(円奏暈し/紫陽花青に白の冴え、熨斗目花色や若竹色)

 

蒸し暑い夏に麻は最強のパートナー。

 

綺麗映えする小千谷縮はお出かけ先も幅広く、

様々にお楽しみいただけます。

 

 

本品は、

弊店オンラインショップに掲載いたしました。

是非覗いてみてくださいませ。

小千谷縮(円奏暈し/紫陽花青に白の冴え、熨斗目花色や若竹色)