雪が降る。
雪かきや豪雪の地域の方には申し訳ないことなのですが、はらはらと降ってくる雪を眺めていると、綺麗だなあと思います。
それはきっと、人間以外の動物もそうなのかも。
雪椿に戯れる雀を描いた弊店オリジナル染帯に、芝崎圭一さんの栗皮茶色の無地の座繰紬を組み合わせ、ご紹介いたします。
季節の景色や情緒を楽しむのも和装の醍醐味の一つですね。
今回ご紹介いたします染名古屋帯は、真冬の楽しみ。
安藤広重の大短冊判浮世絵花鳥図「寒中椿に雀」を元に手描き友禅で誂えました。
弊店のオリジナルを手掛けてくださる職人さんが、版画タッチになるよう筆致を変え、描いた雪景色。
雀たちもユーモラスで、ほっこりいたしませんか。
本作品は抑えたお値段でご案内しておりますが、次回お誂えいただく時にはまずこのお値段では染められません。
そのクオリティの高さに喜んで下さること確実の染帯でもございます。
芝崎圭一さんの栗皮茶色の座繰紬に合わせました。
しゃっきり&さらりとした生地の風合いにこの艶がオンされていて、何色でも、そしていつ拝見してもステキなのです。
この栗皮茶色もとても綺麗ですね。
今回は趣味の遊び心溢れる染め帯を合わせましたが、少し金糸が入った帯を合わせ華やかに、セミフォーマル着としての装いも魅力的です。
帯締めは、白×葡萄茶色の細ゆるぎ組で。
帯揚げは、染帯の亜麻色と空色に呼応するような薄色の二色暈しで。
真冬を楽しむ装いです。
■ 着物:芝崎圭一 座繰紬(無地/栗皮茶色)
●品切れ
本体価格 185,000円(税込 203,500円)
※芯・仕立て含まず
■ 帯締め:帯締め 細ゆるぎ組/冠組(暈かし/葡萄茶色)[夏・単衣向]
●品切れ
■ 帯揚げ:帯揚げ(白縹×雲井鼠/二色暈し縮緬)
本体価格 9,000円(税込 9,900円)