
この度は、深みのある黒地に紫の格子を配した士乎路紬のコーディネートをご紹介いたします。
泥染めらしい深みのある黒地に、紫根で染められた京紫色の縞を経緯に織り上げています。
太い縞で格子を形作りながらも、幾筋もの細縞を加え全面に縞を織り上げていますので、明るい印象ですね。
そして、お洒落さの決め手は、隠し味のような濃縹色の細縞です。
京紫色の縞に寄り添うように所々に配されたラインが、紬に奥行感を加えているのです。
この士乎路紬に、蔓花更紗柄の染名古屋帯を合わせました。
帯締め、帯揚げも紫系でまとめ、秋冬仕様にコーディネート。
染帯も紬素材ですから、ほっこりと。
そして、その暖かみの中にもモダンさを感じるのは、紺青色の更紗花が効いているから。
着物に添えられた隠し味があるからこそ、更に引き立つように感じます。
本品は、家庭画報特選「きものsalon」さま 2017 秋冬号130ページに掲載のお品です。紙面では白地の紅型の名古屋帯を合わせてらっしゃいます。
濃い地の着物に白っぽい帯、あか抜けた印象になりステキですね。
■着物: 士乎路紬(しおじつむぎ/矢鱈格子)
●品切れ
■帯: 染名古屋帯(蔓花更紗)
本体価格 150,000円(+税)
創業55周年記念♪ 45%OFF! ↓
特別価格 82,500円(+税)
※芯・仕立て含まず。
■帯締め: 二枚高麗組/梅紫
本体価格 33,000円(+税)
■帯揚げ: 無地(縮緬地/桑の実色)
●品切れ