
夏の濃地の涼感はまた格別です。
すっきりお召しのお姿を拝見するとつい目で追いたくなります。
弊店お勧めの夏紬の一つ、白たか上布に小袖写しの紫陽花の染帯を合わせてみました。
白たか上布は、青味が綺麗な青褐色。
黒だと粋になりすぎるとご心配のお客様にも知的な紺だとその心配がいりません。
盛夏には白のお襦袢を合わせ、縞の白い糸の節(ネップ)の表情を浮き立たせ、手仕事の味わい深き布面をお楽しみ下さいませ。
小袖写しの紫陽花の染帯は、紫陽花の伸びやかな枝ぶりも素敵ですし、垂れ先と前腹の文様も見応えがあるのです。
これは紫陽花の花を上から眺めた様をデザイン化されたもの。
お洒落ですよね。
先達のデザイン力にはいつも感服するばかり。
この帯は、弊店好みの色と箔色で別誂えをしていただいた紫陽花です。
着物と帯は、紺色をリンクしてまとめつつ、しけ暈しの帯揚げの青×茶でアクセントを。
肌につかず離れずの上布はとても涼やかです。
薄物の季節でしか味わえないお楽しみでございます。
■ 着物: 白たか上布(細縞/青褐色)広巾
本体価格 170,000円(税込 185,000円)
※反物価格
■ 帯:染名古屋帯(小袖の紫陽花/鈍い泥金箔を背景に)[夏・単衣向]
●品切れ
※御誂えや似寄り品等は、お問い合わせ下さい。
■ 帯締め:帯締め 源氏立別レース組(ミシン房/鉄紺色×薄桜色)[夏・単衣向]
●品切れ
■ 帯揚げ:帯揚げ(横段しけ暈し/鳥の子色に茶と青・乱絽)[夏・単衣向]
●品切れ