織り地紋の深みや陰影が美しい紫地に映える丸取菊華文。
まず一枚はお持ちいただきたい と、こう断言出来る、野口さんの飛び柄小紋。
この影織りの生地がまずとても素敵ですし、柄色の冴えの美しさも高級友禅ならでは。
柄が少なくなれば成る程、生地の良さや染めの美しさが際立つものです。
帯合わせのしやすさといい、季節感が無い柄といい、
とても重宝に、且つお洒落にお召しいただけるお着物となることでしょう。
飛び柄小紋は、盛装シーンにも活躍いたします。
今回は、摺箔友禅の華やかな宝尽くしの染名古屋帯を合わせまして、新年らしい華やぎを。
劇場へ、
お着物仲間の新年会へ、
寿ぎの気持が高まるお席へお連れいただきたいコーディネートをお届けいたします。
帯も着物と同じ野口さん制作なので、はからずも野口セットとなりました♪
摺箔の帯の綺麗さも格別ですね。
友禅を施して後、その上に箔を重ねますから、箔の後背景に鮮やかな彩色が見え隠れする、抑えた華やかさが素敵なのです。
打ち出の小槌を中心に、分銅、宝珠、巾着、方勝、七宝、隠れ笠などの宝尽くし達。
お祝いの席にぴったりですね。
本作品は、野口さんで拝見した付下を元に、染帯へとアレンジ、誂えていただいた作品です。
帯揚げは、帯の地色とリンク。
清々しい若菜色の小葵七宝文で。
新年ですから、節目のお着物姿には淡い暈かしの格調高い貝の口組で。
浮舟や亀甲などの貝の口と比べると落ち着いた印象ですが、暈かしの美しさと散らした金のきらめきが素晴らしいのです。
夏・単衣着向けの帯締めですが、通年通して是非どうぞ。
寿ぎの新年に向けた、小紋と染帯の組み合わせです。
■ 着物:小紋(丸取菊華文/深紫色)
●品切れ
※御誂えや似寄り品等は、お問い合わせ下さい。
■ 帯: 染名古屋帯(宝尽くし・摺箔/塩瀬)
本体価格 200,000円(税込 220,000円)
※芯・仕立て含まず
■ 帯締め: 帯締め 貝の口(三色暈し/浅黄色)
本体価格 32,000円(税込 35,200円)
■ 帯揚げ:帯揚げ(小葵七宝文市松暈かし/若芽色×白銅色)
●品切れ