截金(きりかね)とは、金や銀、プラチナ箔等を整え、細く線状にしたものを用いて文様を表現する伝統技法。
装飾として、古では主に仏教美術の為に用いられてまいりました。
そんな知的で荘厳な截金文様を、組紐の流れと共に柔らかく染め上げた付下訪問着に、この度合わせましたのは、漆箔が何とも表現し難い陰影を醸し出す、逸品の袋帯。
正倉院御物「紫檀木画琵琶」写しの麗しい黒唐茶色の袋帯を合わせています。
四弁六弁の花文が飴色の艶ある帯地に映え、とても綺麗。
亜麻色の付下訪問着に良く合い、互いを引き立て合いますね。
文様の背景にある文化や歴史も共にコーディネートに委ねた組み合わせです。
帯締め、帯揚げは共に薄色のお品で上品に。
落ち着いたブラウンベースの組み合わせ。
余韻を感じる組み合わせです。
■ 着物:付下訪問着(組紐に戴金文様)
●品切れ
※お誂えご相談下さい。
■ 帯:袋帯(正倉院華小紋)
☆織り上がり、再入荷しました。
●品切れ
■ 帯締め:綾竹大和木ノ葉通し(白×金入り)
●品切れ
■ 帯揚げ:道長華紋/象牙色
●品切れ