着物・姫路えり新ブログ
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こちらで、弊店の日々のあれこれ、 お知らせ等々、いろいろと書き綴って参ります。
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フォトメモリーズ「お揃いのお出かけ縮木綿」

おでかけ縮木綿の素敵なお客様方の着姿

ゴールデンウィークも今日で終わりますね。

 

姫路にも多くのお客様がおいでになり、新緑の姫路城も美しく、お堀には和船も浮かび、楽しそうな皆様の笑顔が弾む連休でございました。

 

 

楽しいGWの最終日
素敵なお客様方の着姿を掲載させていただきます♪

 

 

フォトメモリーズ「お揃いのお出かけ縮木綿四姉妹」

 

皆様の着物は、弊店オリジナル「お出かけ縮木綿」

 

お出かけ縮木綿お揃い姿♪♪でございます。

 

 

お揃いのお出かけ縮木綿を着てお食事に行きません?
とお一人からお声掛けがあり

 

「ええ~」(ちょっと戸惑い)
「みんな一緒ってどうかしら」(目立たない?)

 

と心配しつつ、ランチ女子会を♡

 

 

とても素敵に着こなしていただき有難うございます。
綿麻なのにこの上質感
熨斗目はシンプルですが着映えいたします。

 

映える綿麻、
なので「おでかけ縮木綿」と命名しています♪

 


◎pic.2&3のお客様は、「浅縹色×水浅葱×麹塵色」のお出かけ縮木綿。

 

フォトメモリーズ「お揃いのお出かけ縮木綿」兵庫県E様

 

 

フォトメモリーズ「お揃いのお出かけ縮木綿」兵庫県E様

帯は、多ち花の生紬、御所解きです。
生紬の質感は単衣から夏にかけてぴったりなのよね、とお客様。

 


◎pic.4&5のお客様は「浅縹色×水浅葱×麹塵色」のお出かけ縮木綿。

 

フォトメモリーズ「お揃いのお出かけ縮木綿」兵庫県S様

 

 

フォトメモリーズ「お揃いのお出かけ縮木綿」兵庫県E様

帯は、夢訪庵、本斜子織の花。
特にこの帯の紫の発色に一目惚れだったそう。

 


◎pic.6&7のお客様は「空色鼠×淡白鼠×秘色色」のお出かけ縮木綿。

 

フォトメモリーズ「お揃いのお出かけ縮木綿」兵庫県N様

 

 

フォトメモリーズ「お揃いのお出かけ縮木綿」兵庫県N様

帯は、多ち花の生紬、ガルーダ更紗。
シックな濃地バージョンのガルーダがカッコいい。

 


◎pic8&9のお客様は「空色鼠×淡白鼠×秘色色」のお出かけ縮木綿。

 

フォトメモリーズ「お揃いのお出かけ縮木綿」兵庫県M様

 

 

フォトメモリーズ「お揃いのお出かけ縮木綿」兵庫県M様

帯は、洛風林、バレッタ文。
柔らかくエレガントなお姿になりますね。

 


 

お出かけ縮木綿は綿麻ですから、もちろん盛夏も楽しんでいただけますが、
暑くなり始める単衣時期にもお勧めなのです。
素敵なお着物姿を拝見出来ると本当に嬉しいです。

 

いつも素敵にお召しいただき、本当に有難うございます。

 

 

お客様ご了解の下、掲載させていただきました。

大村幸太郎 染名古屋帯(かもめに波)【夏・単衣】

特選「【夏・単衣】大村幸太郎 染名古屋帯(かもめに波)」掲載のお知らせ。

☆オフィシャルサイト

『特選』

■【夏・単衣】大村幸太郎 染名古屋帯(かもめに波)

 

大村幸太郎さんの染名古屋帯、銘は「かもめに波」。

 

 

大胆にうねる波の上を力強く飛ぶカモメたち
精緻な蝋吹雪をあしらった帯全体は波の花や水飛沫のようで

 

ざぶーんざぶーんと高く荒い波の上を
ゆらゆらしながら悠然と飛ぶカモメとの対比も素敵。
今まさにそこにいるような海の情景が目に拡がります。

 

 

一枚の絵画を拝見するようでもあり
グラフィックアートのようでもあり
いつまでも眺めていたいぐらいですよね。

 

作り手の感性が息づく作品は、やはり作家作品ならでは。
唯一無二の魅力を放つものだと思います。

 

 

さあ どんなお着物に合わせましょう
柔らかものにも紬にも合う帯の風合ですので、紬にも小紋にも大丈夫。

 

想像を拡げ、エアコーディネートをお楽しみ下さいませ。

 

 

この度の染帯は、
弊店オフィシャルサイト『特選』に掲載いたしました。
是非覗いてみてくださいませ。

旬のお勧めコーディネート「綺麗色の紋紗で爽やかに」

旬のお勧めコーディネート「綺麗色の紋紗で爽やかに」掲載のお知らせ。

今日から4連休のゴールデンウィーク
お天気もよくお出かけ日和でございますね。

 

眩しい陽射しには綺麗色の着物が映えます。

 

 

ブルーに緑味が絶妙にブレンドされた綺麗な水縹色(みずはなだ色)のドッド市松の夏小紋に、ちょっとよそゆき感覚の天神唐草の名古屋帯を合わせてみました。

 

旬のお勧めコーディネート「綺麗色の紋紗で爽やかに」

 

 

ドッド市松模様の小紋はさらさらっとした風合いが心地よい紋紗

画面だと分かり難いのですが、丸や菱の様々なドッド文がウェーブするように大きさを変化させつつ、光の反射を受け全体では市松模様に見える織地紋。

そんな素敵な文様の紋紗を、丁寧な引き染で水縹色に染め夏小紋としてご用意いたしました。

 

夏無地(ドッド市松/水縹色・紋紗)

 

 

軽快なドッド市松に合わせお洒落着向けの帯も素敵ですが、今回はフェミニンな天神唐草の帯を合わせてちょっとよそゆき感覚に

 

九寸織名古屋帯(天神唐草文/淡い青磁色)[夏・単衣向]

 

 

刺繍のような唐織のペールトーンの天神唐草、特にこの帯は天神さん「梅」の白が映え綺麗なのです✌

目立たず品よくの織名古屋帯ですから、紋付や付下にも。
色々なシーンでお楽しみ下さいませ。

 

 

 

この度のコーディネートは、
弊店オフィシャルサイトに掲載いたしました。
是非覗いてみてくださいませ。

 

☆オフィシャルサイト

『旬のお勧めコーディネート』

綺麗色の紋紗で爽やかに

 

 

☆それぞれ、オンラインショップにも掲載しました。

 

 

 

作家の作品や産地の工芸品はもちろん素敵ですが、こういう何気ないお洒落を楽しませてくれるアイテムも大切だし、和装の土台を支えていると思うのです。
無名の職人仕事も本当に素晴らしいのです。

 

 

連休は暑くなりそうですね。
どうぞ皆様 佳き休日をお過ごしくださいませ。

お洒落紋・飾り紋の御誂え 藤花(兵庫県 S様)

お洒落紋のお誂え

春は花のリレーが続きます。

 

桜の次のお花見といえば藤。

 

 

藤花をお洒落紋としてお誂えいただいたS様

 

無地着物の背に花開く藤花のお洒落紋をご披露いただきました♪

 

お洒落紋・飾り紋の御誂え 藤花(兵庫県 S様)

 

 

刺繍ならではの艶やかさや立体感、こんな小さな面積に丁寧に刺繍してくださる職人さんの技量にはいつも感嘆するばかり。本当に綺麗なのです。

 

 

お手持ちに裏葉色の色無地があり、色は好みなものの紋付では着用範囲が限られて とご相談をいただいて、家紋を隠すように刺繍で洒落紋をお入れすることに。

 

 

おおまかなご要望をお伺いし、弊店がデザインを興します。

 

イメージが掴みやすいよう原寸大のカラー図案をご用意の上、お客様に刺繍の色糸をお選びいただくのですが、この色選びが楽しい♪ とご評判でございます。

 

お洒落紋・飾り紋の御誂え 藤花(兵庫県 S様)

 

洒落紋が縫い上がり、解いた衿肩周りを縫い直してお着物が完成です。

 

 

生まれ変わった色無地で初のお出かけ先へ選ばれたのが、大阪中之島美術館「生誕150年記念 上村松園」展。
帯は、弊店オリジナルの御所解の染名古屋帯。

 

お洒落紋・飾り紋の御誂え 藤花(兵庫県 S様) 上村松園展

上村松園展にて

 

ロケーションも着こなしも素敵すぎます💗

 

 

とてもよくお似合いでございます。
ご披露いただき、誠に有難うございました。

 

 

自身からは見えない背の洒落紋ですが、背にお洒落な紋があると思うと気持ちも背筋もすっと伸びます✌

 

お洒落紋・飾り紋の御誂え 藤花(兵庫県 S様)
お洒落紋・飾り紋の御誂え 藤花(兵庫県 S様)

 

 

思い出が宿る品や、親に用意してもらった着物や帯は、手放すふんぎりが付き難いものですよね。

 

家紋であれば、洒落紋入れもしくは紋を消すこともできますし、着物の色柄がお好み違いであれば、色を染め替え柄を足したり、と様々なリメイクがございます。

 

 

弊店では再生のお手伝いも喜んで承ります。
リメイクの場合現品を拝見しないと分からないことが多いので、まずはご相談の上お送りくださいませ。

 

 

一枚の着物や帯が様々な想いを受け止めて、かけがえのない一枚へと繋げてゆけますように。

 

 

 

 

藤花の洒落紋のお誂えは、
オフィシャルサイト『お誂え』「お洒落紋・飾り紋の御誂え」

 

お洒落紋・飾り紋の御誂え 藤花(兵庫県 S様)

 

でご紹介いたしました。

旬のお勧めコーディネート「本塩沢の蚊絣に無双の染帯(楓に観世水)で涼やかに」

旬のお勧めコーディネート「本塩沢の蚊絣に無双の染帯(楓に観世水)で涼やかに」掲載のお知らせ。

夏・単衣時期向けの帯として、
毎年楽しみなのが染めの川勝さんの無双の染帯。

 

今回ご紹介いたしますのは、
弊店向けに別色でオーダーしました「楓に観世水」の無双の帯。

 

観世水を描いた下生地に、楓を描いた薄手の上生地を重ね仕立てることにより、水面に映る楓の景色が完成するのですが、楓と共にご覧いただきたいのは帯色の美しさなのです。

 

白群色に染めた下生地に、
淡い柳色の上生地がふんわりとヴェールのように重なり得られる帯色がなんとも表現し難い透明感で、綺麗だなあと眺めています。

 

上生地は暈しで染め上げ、お太鼓と前腹に重なる部分は色を染めず下帯の白群色が柔らかく覗くように。

 

金箔散らしの梔子色と銀箔散らしの鈍色の楓が観世水に流れる様が涼しげですね。

 

 

初夏へと向かう今の季節
小さく並んだ蚊絣が愛おしい
白に黒の蚊絣柄の本塩沢に合わせてみました。

 

旬のお勧めコーディネート「本塩沢の蚊絣に無双の染帯(楓に観世水)で涼やかに」

 

 

お単衣の定番、本塩沢。
肌にまとわりつかない肌心地、そのシャリ感は心地よく、時代を経て受け継がれ愛される織物には、やはり確かな理由がございます。

 

特に、本品のような蚊絣柄は、
伝統工芸の技も楽しみつつ、遠目では薄いグレイ色の無地感覚に映りますから着こなしの幅も拡がりますね。

 

綺麗色の帯で爽やかに、季節の巡りを味わいたいですね。

 

 

姫路城では、風に揺れる柳の枝がきらきらとお堀の水面に反射して、新緑が眩しい季節を迎えています。

 

 

 

この度のコーディネートは、
弊店オフィシャルサイトに掲載いたしました。
是非覗いてみてくださいませ。

 

☆オフィシャルサイト

『旬のお勧めコーディネート』

■本塩沢の蚊絣に無双の染帯(楓に観世水)で涼やかに
https://www.erishin.co.jp/osusume_/33018.html

 

☆それぞれ、オンラインショップにも掲載しました。
https://www.erishin.com/