ここまで凝らなくても。
と、思わず口にしてしまいそうな下井伸彦さんの紬。
妥協を許さない真摯な姿勢から創造される紬は、本当に素敵ですよね。
蒸栗色に紺鼠色のボーダー縞がお洒落な下井紬は、縞の太さや表情を変化させながら、どこを拝見しても素敵すぎます。
特に、反物の両端からセンターにかけてフェードアウトする緯縞の柔らかさは本当に綺麗。
昼光では鬱金色の細縞も効果的なのです。
下井さんのこだわりとセンスが詰まった素敵な紬は、ご年齢を問わず慈しんでいただけることと確信しています。
そんな下井紬に合わせたのは、誉田屋源兵衛さんの九寸名古屋帯「白い花」。
白土色の帯地に白い花という、静かな佇まいなのに美しさが際立ちますね。
これは、西陣が誇る「箔」の成せる賜物なのです。
花にも葉にも全面に箔を引くというこの贅沢さ。
是非、帯の裏も覗いてみていただきたい。
お洒落さはもちろんのこと、こんな技術が今も受け継がれているのだと、知っていただきたくも思うのです。
そしてこの箔の土台である紙は、人間国宝 谷野剛惟氏の漉く名塩和紙。
織りの素晴らしさと共に、得も言われぬ色合いやニュアンスは根っこの紙にもこだわり抜いた結果なのですね。
琳派の流れを汲むような白い花。
工芸展や美術展などのお供にも是非。
とき:2026年11月12日(木)から15日(日)
10:00~18:00
(※12日は、15:00~。15日は、16:00まで)
ところ:三木美術館 5階にて ~ 姫路城を臨む美術館 ~
兵庫県姫路市本町241番地
詳しくは、 『誉田屋源兵衛展』のご案内ページ
■ 着物: 下井伸彦 下井紬/花織入染分緯縞(蒸栗色に紺鼠色の緯段)
※芯・仕立て含まず
本体価格 380,000円(税込 418,000円)
■ 帯: 誉田屋源兵衛 九寸織名古屋帯(白い花・花一輪/白土色・名塩雁皮紙)
※お値段は、お問い合わせ下さい。
『誉田屋源兵衛展』(2026年11月12日~15日)の期間中は、お仕立代サービス。
■ 帯締め: 帯締め 綾竹台遠州組(苔色×団十郎茶)
本体価格 45,000円(税込 49,500円)
■ 帯揚げ:帯揚げ(無地/裏葉柳色・縮緬)
本体価格 10,000円(税込 11,000円)










