
暑さは当面続くのです。
なのですけれど、
少しずつ短くなる日や、青々とした稲が風にそよぐ様を眺めていますと、黄金色に輝く秋が頭をよぎります。
一足先に秋のお召し物のご提案を
と思い立ち
河野香奈恵さんの織物に、洛風林の名古屋帯を合わせてみました。
着物は「交差する綾」と銘された作品です。
青みを帯びた綺麗なグレイ色で綾織りの陰影も素敵です。
ライティングや見る角度により、無地や縞にも映る布面はお召しいただく度に色々な表情を提案してくれるはず。
河野さんには本作品について解説いただきました。
『特選』の作品ページにご紹介しています。
かつて、明るく美しいグレイを雲井鼠色と称したそうですが、
その言葉通りに美しい洛風林の悠久花文の帯を合わせ、明るいグレイトーンでまとめつつ、栗皮茶色の冴えた茶で秋らしさを楽しんでみました。
今週、地元では湯立の神事がございます。
青々とした田圃の稲穂が秋には黄金色に輝きますように。
着物は、袷、単衣どちらでもどうぞ。
■ 着物:河野香奈恵 交差する綾(Pale gray)
●品切れ
※御誂えや似寄り品等は、お問い合わせ下さい。
●品切れ
※御誂えや似寄り品等は、お問い合わせ下さい。
■ 帯締め: 帯締め ゆるぎ組(四色暈かし/麹色×唐茶色)
本体価格 21,000円(税込 23,100円)
■ 帯揚げ: 帯揚げ(斜め縞暈し/薄水色×淡黄色)
本体価格 16,000円(税込 17,600円)