9月の単衣時期、竺仙さんの角通しの江戸小紋（単衣）に、九寸の織名古屋帯を合わせました。
この日はお茶会にお出かけです。

袋帯に比べて、圧倒的に数が少ない名古屋帯。
その中から更にお洒落で、礼装向きにも使える帯をと思うと、なかなか好みのものには出会えませんね。
名古屋帯は着付けが楽で身支度に時間がかかりませんから、暑さの残る単衣時期には、とても重宝するのです。

弊店では袋帯に適う名古屋帯にも注力してご紹介しております。

この帯もその一つ。
お太鼓のＵＰをご覧ください。

もこもこっとした立体的な織りで、洒落感UP。
有職文様も、アレンジ次第で、お澄ましではない小洒落たムードになりますね。紗袋、絽袋、絽綴れや唐織等、白や金銀ベースの古典的な帯が並ぶ中、その違いが際立つものです。

茶席や会食等、白金ベースの袋帯が並ぶ事が想定される場合、あまり冒険をしては、周りの目も気になり、自身も落ち着きませんが、この位のお洒落感なら、マンネリ気味のコーディネートにサヨナラです。

このシリーズは現在品切れしておりますが、似寄り品、または御誂えなど、ご用命ください。