貴重な座繰り糸に、草木からいただく命で染めた かせの束。

さあ織ろうと、手機に向かう前の手仕事にも多くの時間を費やし、その布は織り上がります。

 

やんわりと空気を含んだような座繰りのしゃっきりとした心地よさ、程良い艶感があり、エレガントなその布面は、他の織物では得られない独特の風合いがあり、私たちを魅了するのです。

 

この度ご紹介いたしますのは、鳥の子色の無地の座繰紬。

ライトベージュの優しいお色ですから、帯次第で、行き先や在りたい自分が変わります。

 

カジュアルからライトフォーマルまで、様々にお召し下さい。

糸にこだわり、天然の自然染料の染め、そして手織りにこだわる。

古来では当たり前だった事柄が稀となり、貴重となりました。

 

逆に、今ではそれが時代の最先端ではないかとの思いも新たにいたします。