小名木絵千翔さんの九寸織名古屋帯「水の戯れ」
第99回の国展入選作をご紹介いたします。
きらきらと輝く水面の美しさや
心地よい水の流れの調べも聞こえてきそう
小名木さんから作品の解説を頂戴しています。
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title:水の戯れ
technique:六枚吉野・経絣
material:絹・座繰り生絹
作曲家 モーリスラヴェルの「水の戯れ」という曲からイメージを膨らませ創作しました。
100年以上前の曲です。
経絣は2種類、緯糸の地色は3色を組み合わせることにより
色の1パターンが長い距離で出来ているので、
どこを見ても違う色に見えるように感じるかと思います。
水の浅瀬の透明感のある色、
水が重なり合った深みの青、
太陽の光をうけてキラキラ輝く様子をイメージしました。
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ご解説通り、どこを拝見しても違う色に見えとても素敵。
濃い緑から淡く黄味を帯びた緑へと映ろう緑の濃淡や
白のなかにきらり輝く翠色のきらめきなど
帯のどこを拝見しても透明感に満ちた清々しさを感じます。
残念ながら本作品を区切りとして一旦作家生活から退く小名木さん。
またいつか素敵な作品を創作して下さる日を楽しみにしております。
さて、こちらは生絹の帯ですので
夏・単衣向きとしてご紹介いたしましたが、
帯芯を入れてお仕立ていたしますとさほど透け感も感じない風合いです。
基本は、夏・単衣向けとご承知いただいた上で自由にお楽しみいただいてもよろしいですね。
本作品は
オフィシャルサイト『特選』に掲載いたしました。
■【夏・単衣】小名木絵千翔 九寸織名古屋帯(水の戯れ/生絹)


