兵庫県 M様 part20
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いつも素敵なお着物姿をご披露いただくM様。
さて、この度は前回の羽織もの編に引き続き、昨年秋から今年の冬までのお姿をご披露いただきます。
まず最初に、芝崎重一さんの木綿のコーディネートを。
木綿とは思えないこの質感、さすが芝崎さんの木綿は風格が違います。
絣もとっても綺麗ですよね。
出来ればもっとご紹介したいのですが、なかなか叶わないレアな木綿となりました。。
水玉柄の半幅帯を合わせて。
さて、お足元にもご注目くださいませ。
着物の残布でハナオを仕立て、お揃いのお草履を作られたとか。
いい感じですね♪
さて続いては、糸遣いに特徴があるお着物姿です。
にっこりと。羽織られているのはお母さまのお品のリメイク。
こちらの紬は、経が通常の絹とアタカスという絹(野生の蚕で、日本では与那国に多く生息)を、そして緯には、ケナフ(植物繊維)とアタカスの糸を使って、花織風に織られたものです。
アタカスを使っている為でしょうね、とろりと柔らかい風合いなんです。
一見プレーンなようでいて、そうではない、不思議な艶感もあるお着物です。
M様の定番の帯結び、帯はそろばんのような幾何学文が面白い紬地の染名古屋帯です。
さて、最後にご披露いただきますのは、帯締めのコーディネートです。
イマドキの綺麗色が人気な、さくらさんの丸唐大和組の帯締めをセレクトいただき、紬地の金更紗柄の帯と合わせてらっしゃいます。
綺麗なエメラルドグリーン色をピックアップ。
共に同じ帯締めです。3色遣いの帯締めですので、コーディネートによって見せる色を変えてらっしゃるのです。
いつも素敵なお姿と工夫を、有り難うございます!