11月20日発売の「美しいキモノ2025年冬号」に染帯を2点ご掲載いただきました。
まずは、聖堂(サモトラケのニケ)の染帯のご紹介から。
しなやかな光沢感ある美しい滅紫(けしむらさき)の帯地に映え綺麗ですよね。
弊店では、雪の結晶柄の小紋に合わせています。
金の描き&摺り&刺繍で描かれた優美なニケは
切りビロードがもたらす陰影や金の輝きが華やかなアーチ状の回廊に厳かに佇むのです。
誌面ではクリスマスイブのランチシーンに小紋と合わせ、
リッチカジュアルな装いとしてご提案下さいました。
(美しいキモノ冬号 122ページ)
もう一点の染帯は、大みそかに紬と合わせワンマイルウェアとして。
(美しいキモノ冬号 123ページ)
弊店のお勧め「森さんの辻が花かわいいシリーズ」の今冬新作の一つです。
弊店では、下井紬に合わせてみました。
帯の原典は竹久夢二作浴衣「吹雪」だそう。竹久夢二にこんな作品あったのですね。
辻が花のラインが柔らかく優しく、穏やかな雪景色が拡がります。
そしてこの景色をより一層素敵にするのが家や電線に積もる銀の雪。
原典にはない森さんの創作魂があるからこそ、
心惹かれる作品が生まれのです。
それぞれ、オンランショップに掲載いたしました。
吹雪の染帯は、早速ご売約頂戴しましたので「お誂え」にて承ります。
どうぞご覧になってください。



