
"さらさらっ"とした肌心地で、お単衣に最適な本塩沢。
昔から愛されてきた織物には、やはり確かな理由がございますね。
中でも、蚊絣は、クラシックな定番中の定番柄。
ノスタルジーを味わいつつも、帯が合わせやすく、すっきりした着姿に仕上がるので、お勧めの柄ゆきなのです。
この度は、白地に黒の蚊絣に、沖縄の本紅型の帯を合わせてご紹介いたしました。
合わせた帯は、紅型作家 宜保聡さんの作品です。
越後と沖縄の組み合わせ、素朴な蚊絣に本紅型の冴えた色が響いてステキですね。
帯締めと帯揚げは、二通り。
帯揚げは、共に絽縮緬で、
帯締めは、平唐組と丸唐大和組を合わせています。
空色の平唐組で爽やかに、
白と濃紺色の丸唐大和組でちょっぴりシャープに。
シンプルな紬は、帯次第、小物次第でいかようにでもアレンジ出来ますね。
着物一枚に帯三本、とはよく言われた言葉ですが、
今は、それに加えて、小物のコーディネートも最低二通りは欲しいかも(笑)。
シンプルで質の良い織物が有れば、帯を変え小物を変え、長くご愛用いただけることでしょう。
■着物:本塩沢(蚊絣/白地) [単衣用]
●品切れ
■帯: 染名古屋帯 冝保聡・作(琉球本紅型/さがり花)夏・単衣向き
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■帯締め:細平唐組(空色)/帯留紐兼用 夏・単衣を中心に
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■帯締め:丸唐大和組/白×濃紺×白藍
●品切れ
■ 帯揚げ: 絽縮緬帯揚げ(無地) 6種 No.3 乳白色 No.6 濃紺
●品切れ