
一重太鼓、特に八寸帯は、その品質が問われますね。
年を重ね、着用回数が増えても尚、ピンと張るお太鼓の姿の美しさ。
鏡越しに後ろ姿を確認する度に、今日も素敵、求めてよかった、と嬉しくなりますね。
この度ご紹介いたしますのは、本羅の八寸名古屋帯。
羅の織りは、熟練職人の手技が活きる織物ですが、こちらの職人さんの作品もまた然り。
銘は、「玉すだれ」。
玉すだれが連なる景色は趣があり、スタイルを感じます。
帯のお色は綺麗な青、群青色。
ですが、光線の加減によって青碧色にも、、あるいはグレイがかった渋めの色にと、映り方は様々に。
ルックスの通り、とても軽く、涼しさは抜群ですから、お着物の種類を問わず、盛夏のお召し物にお勧めです。
軽快なイカット絣(山絣)の明石縮に合わせて見ました。
明石縮は、柔らかものと紬のよい処を合わせたようなお着物ですから、小紋感覚でお召しいただけますね。
帯締めは、白鼠色の平唐組レース組で大人らしく。
帯揚げは、空色の麻絽で爽やかに。
お足元はカジュアルダウン。
皮草履も素敵ですが、舟形下駄でこなれた風情を演出しました。
パナマ台や麻張りの草履台もよろしいですね。
■ 着物:明石縮(山絣/秘色色)
●品切れ
■ 帯:本羅八寸名古屋帯(玉すだれ/群青色)
●品切れ
■ 帯締め:帯締め 平唐組レース(白鼠色)[夏・単衣向]
●品切れ
■ 帯揚げ:麻絽帯揚げ(無地/縮)No.5 空色
●品切れ
■ 草履: 舟形下駄(胡麻竹&江戸小紋花緒)
本体価格 26,000円(税込 28,600円 )