着心地ご案内(帯締め・帯揚げ)
強く撚りをかけて捩じった、波のうねりのような形がお洒落な観世組の帯締めです。
着姿に少しの輝き(艶)を加える効果や、暑さを感じるお単衣時期にお勧めすることが多い弊店では、特に糸の照りや艶を重視して、光沢が美しいお品のみご紹介しています。
秋単衣、江戸小紋の単衣着に諸紙布の名古屋帯、帯揚げは絽縮緬です。
秋らしく茶系でまとめて。
経糸、緯糸共に和紙(諸紙布)であるこの帯はとても締めやすく、お気に入りの一本。
シーズンレス感覚で締められるので、盛夏に着用することもございます。
同じ江戸小紋の単衣着に、紬素材の染め名古屋帯を締め、帯揚げは生成り色の縞の単衣向きの楊柳で。
帯の照柿色にフォーカスが当たり、春単衣として。
濃紅色の観世組もお気に入りの一本です。
おちゃめなクリスマス帯「おでんにサンタクロース」を締めて。
帯揚げは緑、帯締めは赤。はい、クリスマスでございます♪
先と同じ帯で前腹は赤ちょうちん(笑)面を出して結んでいます。
帯揚げは、黒地の飛び絞り。黒地の帯揚は一見使い難そうに見えますが、実は以外に与しやすく、特に赤の飛び絞り入りのお品は使いやすいように思います。
近興さんの付下小紋に型絵の染名古屋帯を合わせて。
小紋の挿し色とリンク。
赤。惹かれますよね。
着物や帯で全身赤を纏うのは勇気が入りますが、帯締め、帯揚げ等の和装小物やコート、ショールなどで取り入れたいですね。