菊池洋守 八丈織 白茶市松
織物

美しい布、美しい艶。
色を表現すれば、「白茶色」。
たったの三文字の表記で終わることのもどかしさ、
言葉で伝えきれない深みや艶感は、実際にご覧いただくことしかないのかもしれません。
自ら糸を選び、染め、機にかける菊池氏の作品は、八丈島で織られる織物の中では、飛び抜けた感覚を誇る品だと思います。
シンプルでモダン、そして、お召しになってこそ布の美しさが最大限に発揮される、あくまでも脇役に徹した美しい着物です。
小さな市松の地模様は光を受けて乱反射し、肌を美しく魅せてくれる事でしょう。
控えめなベージュトーンは、合わせる帯や小物でコーディネートのし甲斐もあるというものです。
パーティ着として晴れやかなお席へと。
紋を入れて、茶席へと。
どのシーンへいらしても、控えすぎず出しゃばらず、
溢れる着物の柄の波にも劣らない魅力を、遺憾なく発揮してくれる事でしょう。
■八丈織(菊池洋守・作 市松織り・白茶)
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